仕事観 「カーライフ請負人」

カーライフコンサルティング(irodori)

人・モノ・食
世の中には、さまざまな仕事や働き方があります。そこで多種多様な職種の人たちにスポットをあて、仕事について訊く本連載「仕事観」。第3回は、自動車整備、販売にとどまらず人々のライフスタイルもサポートするカーライフコンサルティングの清水さん。清水さんにとって仕事とはなにかを伺いました。

 

――この仕事をやろうと思ったきっかけを教えてください。
バイクとか機械的なものをいじるのが好きで、当初はあまり明確なものはなかったんですよ。バイク屋をやるか自動車関係に進むかという感じで考えていて、自動車関係に進めば資格の面でバイクも携われることができるので自動車関係に進むことにしました。
前職ですが、自動車の整備から販売までを手掛けている会社で働いていました。マネージャーコース、営業コース、メカニックコースがあって大体は大卒だとマネージャーコースにいくことになるんですよ。そのコースもその人間の適正によるもので会社が判断します。僕は、大卒だったということもあってマネージャーコースに配属になりました。マネージャーコースは最終的に各店舗の経営全般を任せられ、僕自身これまで4店舗の運営を任されてきました。そこでは整備はもちろん自動車の販売、保険の営業、接客からマネージメントすべておこなってましたね。

――いつから独立しようと。
そもそも将来的に独立するということを入社する前から社長には言っていたんですよ。それでも雇ってくれましたね。ただ、独立するにあたっての動きはまったくしていなくて会社に20年勤めていて本格的な動きはここ2年ぐらい前からだったんですけどね。

――独立することに家族の反応とかはどうでした。
妻には、独立することは昔から話していたのですが本気にしていなかったみたいで。けれど、いよいよ独立するってなったときには特に反対もなにもなかったですね。

――こちらの現在の業務内容は。
今は車検、修理、整備がメインですね。まだオープンしてから2カ月なので顧客をどんどん増やしていくこと。それに加えて、自動車の販売もやっていきたいですね。

自動車って生活の一部だと思うんですね。例えば自動車を弊社で買ってくれたお客さんに修理や整備はもちろんですが、そういうこと以外にレジャー的なことのアドバイスだったり、アウトドアを通じてイベントをやったりと自動車の整備会社という枠を超えてお客さんのライフスタイルの一部をサポートしていきたいと思っています。
――アウトドアですか。たしかにお店の看板に『OUTDOOR』と書いてあったり、店内にアウトドアグッズが置いてありますね。アウトドアが好きになったのはいつからですか。
大学生の頃からなので20年くらいですね。バイクを買ったことがきっかけで好きになりましたね。北海道、四国へツーリングするときにはアウトドア用品が必須になってくるので。そこからアウトドアというもにはまっていきました。家族ができても家族をまきこんでキャンプに行ってます。ちなみに、子どもは3人いますが0歳の時からキャンプに連れていってますね。うちは旅行と言えばキャンプです。

――仕事をしているなかでさまざまな思いがあると思います。清水さんが仕事をするなかで、大変だなと感じるところはどんなところですか。
現在は1人なのですべて自分でやらないといけないというところですね。前職は、スタッフに任せていたことも自分でやらないといけないですし。1人でやって思うことはこんなことまでスタッフにやってもらっていたんだと人にやってもらえることのありがたみを感じますね。

――反対に嬉しいこと、やりがいの部分ではどうですか。
先ほど1人ですべてをやらなければならないと言いましたけれど、その逆で全部を1人でできることですね。実際1人でやることの大変さはありますが、時間のコントロールや自分のペースでやれるというところでは1人でやる醍醐味だと思います。

仕事は、社会に出て一番時間を費やすこと
だから好きなことをやる

――清水さんにとって仕事とはなんですか。
生活のため、お金のためって思ったことがなくて。逆にそういうふうに考えていたら怖くてこんなことできないです(笑)。社会に出て一番時間を費やすことって仕事だと思うんですね。だから自分がやりたいことを仕事としてやったほうがいいと社会に出る前から思っていたので、バイクか自動車関係で独立っていうふうに考えていました。変な話し家族のためとかも意識していなくって。

自分が楽しく仕事していれば家族も悪いようには思わないと思うし。子どもも大きいし、普通ならこのタイミングで独立ではなかったかもしれないけれどなんとかなるっしょ!って思って(笑)。

――清水さんのこれからの目標や展望をお聞かせください。
今は整備などがメイン事業ですが、そこに先ほどもお話ししたアウトドアという要素をプラスしたカーライフをサポートしていくこと。それとゆくゆくは、花屋さんとかカフェを併設した車屋としてお店を展開していきたいですね。小規模でいいから好きなものを詰め込んでいきたいです。

 

▼こちらもどうぞご覧ください。
今日の仕事めし #2

カテゴリー:

プロフィール

清水哲也 Tetsuya Shimizu

irodori-イロドリ 代表

1977年生まれ。静岡県磐田市出身。神奈川の大学を卒業後、地元である磐田市に戻り自動車の整備、販売会社に入社。同社が大手自動車整備会社とFC契約し、5店舗目となる新店の立ち上げに携わる。13年間、延べ4店舗の責任者を経験する。同社の年間最優秀店舗賞に3回、38歳の時ミャンマーに赴任後、1回選ばれる。その後、2年の構想、準備を経て独立。